Shunkei VTX は、Glass-to-Glass(※1)で30msの低遅延を実現したIP映像伝送システムです。
今までの映像伝送システムでは遅延が大きく、遠隔操縦などの双方向通信では違和感を感じるほどの遅延がありました。人間の知覚可能な遅延の下限は約20msであると言われており、Shunkei VTXではそれに迫る低遅延を実現しています。遠隔操縦などのリアルタイム性が求められるユースケースに最適な映像伝送システムです。
低遅延伝送としてはアナログ映像伝送が代表的ですが、Shunkei VTXはIP映像伝送を採用したことでインターネット環境での映像伝送にも対応します。別途設定することでNAT下環境や5G/Local 5G環境での利用も可能です。また、映像チャネルと操作用の通信チャネルも確立され、映像・操作信号をまとめて伝送します。
※1カメラに光が入ってから、ディスプレイに表示されるまでの合計の遅延時間。ネットワーク1ms、ディスプレイ7ms環境で実測。
評価キットを購入低遅延IP映像伝送システム「Shunkei VTX」を用いた映像伝送の様子です。 専用ハードウェアを用いた映像伝送メカニズムで、Glass-to-Glassで30msという超低遅延を実現しています。
実際にGlass-to-Glass遅延を測定したところ、 30~40msの遅延を記録。
Glass-to-Glassで30msという低遅延は、他社のIP映像伝送製品と比較しても最高水準です。アナログ映像伝送と比較しても遜色ありません。
一般的なデジタル映像伝送では、ネットワークにてデータ欠落が発生すると、映像が複数フレームに渡って欠落したり、コマ落ちしたりして、映像を連続して見ることができなくなります。
Shunkei VTXでは、たとえ一部のデータが失われても映像の一部が欠損するに留まり、フレームを丸ごと失う可能性が低くなります。遠隔操作では、安全性を考えると映像のブラックアウトは避ける必要があります。Shunkei VTXは、より安全な遠隔操作を可能にします。
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